今日はいつもより髪がきしむ。指が引っかかる。ゴワついてまとまらない。同じシャンプーを使っていても、こうした感触は日によって変わります。髪や地肌にかかる条件が、その日の汗や皮脂の量、スタイリング剤の使い方、乾かし方で変わるためです。原因をたどる前に、お風呂場でその場で確かめられることがあります。洗う前・洗っている最中・乾かすまでの3つの工程に分けてご説明します。
髪の感触が日によって変わる理由
昨日と同じシャンプーで、同じように洗ったのに、今日はきしむ。この違和感は珍しいことではありません。髪にかかる条件が、毎日少しずつ違うためです。
汗や皮脂の量は、その日の気温や運動量で変わります。スタイリング剤やヘアオイルの量も、出かけた先や髪型によって変わります。同じ洗い方が毎日ぴったり合うわけではありません。
落とすものも日によって違います。皮脂や汗だけでなく、ヘアオイルやバーム、スタイリング剤に含まれる皮膜も髪に残ります。前日に多めに使った日は、いつもと同じ洗い方では落としきれないことがあります。
そのため、まず確かめるのは、その日の工程です。洗う前・洗っている最中・乾かすまでの3か所を順にたどると、思い当たる場所が見つかることがあります。きしみそのものがどこで生まれるかは、髪がきしむ原因を扱う別の記事で詳しくご説明します。
その場で確かめる3つのこと
確かめる順番は、髪に触れた順です。洗う前・洗っている最中・乾かすまでの3つに分けます。どれも道具を足さずに、その日のうちに確かめられます。
- 01
洗う前: ブラッシングと、つけたものの量
乾いた状態で髪をとかしたかどうかを確かめます。あわせて、その日スタイリング剤やヘアオイルをいつもより多く使っていないかを思い返してください。つけた量が多い日は、落とす工程も変わります。
- 02
洗っている最中: 予洗いと1度目の泡立ち
38度前後のお湯で1〜2分、地肌まで予洗いできているかを確かめます。そのうえで1度目の泡の立ち方を見ます。ここが、その日の汚れの量をいちばん正直に映します。
- 03
乾かすまで: 濡れた髪の扱い
タオルでこすっていないか、目の粗いコームを使っているか、洗い終えてから乾かすまでに時間が空いていないかを確かめます。濡れた髪は摩擦に弱い状態です。
3つのうち2つは、シャンプーを泡立てる前と、洗い終えたあとの工程です。きしみを感じた日ほど、洗っている最中よりも、その前後に確かめる場所があります。

泡立ちが悪い日の確かめ方
3つのうち、いちばん見落とされやすいのが1度目の泡立ちです。1度目で泡が立たないのは、汚れが落ちきっていないサインです。そのまま洗い続けても、シャンプーが髪全体に行き渡りにくくなります。
泡が立たない日は、一度流してから2度目で洗ってください。1度目は落とす工程、2度目はなじませる工程と、役割が分かれます。2度洗いが要る日と要らない日は、2度洗いの考え方を扱う別の記事で詳しくご説明します。
泡立ちが物足りないときは、シャンプーの量を増やす前に予洗いの時間を足してみてください。予洗いで落とせる汚れを先に落としておくと、泡の立ち方が変わる場合があります。
予洗いは、地肌を指の腹で動かしながらお湯を通すと行き渡ります。髪の表面だけを濡らして終えると、地肌の汚れが残りやすくなります。
実際に使った63名のモニター(2025年12月〜2026年3月)からは、「普段使用しているものより泡立ちが少なかったため使用量が多くなった」という声もいただいています。同じアンケートで泡立ちについて触れた方は18名でした。感じ方には個人差があります。
すすぎ直後から乾かすまでの扱い
すすいだ直後にきしむと感じる日は、原因をたどるより先に、濡れた髪を絡ませない扱いを優先してください。濡れた髪は、乾いているときより摩擦に弱い状態です。この時間の扱い方で、翌朝の手触りが変わります。
トリートメントは軽く水気を切ってから、地肌につけないように中間から毛先へなじませます。chérimでは3〜5分置いてからすすぐことを推奨しています。とかすなら、そのあとに目の粗いコームを使うのが安心です。
| 場面 | する・しない |
|---|---|
| タオルで水気を取る | こすらずに、押さえるように水分を移します |
| 濡れた髪をとかす | トリートメントをつけたあとに、目の粗いコームで毛先から少しずつ |
| 洗ったあとに時間を空ける | 濡れたまま置かず、早めに乾かします |
| ドライヤーを当てる | 根元から毛先の方向へ。1か所に当て続けません |
| 引っかかりを感じたとき | 無理に引かず、毛先から順にほどきます |
乾かすときは、根元の水分から先に飛ばします。毛先は乾きやすいので、最後に軽く整えるくらいで足ります。

指通りが気になる日が続く場合の考え方は、指通りを扱う別の記事で詳しくご説明します。
よくいただく質問
時々だけきしむのはなぜですか?
その日の汗や皮脂の量、スタイリング剤の量、乾かし方で、髪にかかる条件が変わるためです。同じ洗い方でも感触は日によって変わります。まずは予洗いと1度目の泡立ちを確かめてみてください。
すすいでいる最中のきしみは、洗浄力が強いということですか?
一概には言えません。洗浄成分の効き方は成分の名前だけで決まるものではなく、処方全体で変わります。すすぎ直後の手触りは、そのあとの濡れた髪の扱い方でも変わります。chérimはアミノ酸系のココイルグルタミン酸TEAを洗浄成分に使い、ノンシリコンでも指通りを損なわないように補修・保湿の成分を組み合わせています。
泡立ちが悪い日は、シャンプーの量を増やしたほうがいいですか?
増やす前に、予洗いの時間を足してみてください。それでも泡が立たない日は、一度流して2度目で洗うほうが、髪全体に行き渡りやすくなります。
濡れた髪をとかしても大丈夫ですか?
濡れた髪は摩擦に弱いので、乾いた髪と同じようにとかすことはおすすめしていません。とかす場合は、トリートメントをつけたあとに、目の粗いコームで毛先から少しずつ動かしてください。
まとめ
- 髪の感触は日によって変わります。まず確かめるのは、その日の工程です
- 洗う前は、ブラッシングと、スタイリング剤やヘアオイルの量
- 洗っている最中は、38度前後で1〜2分の予洗いと、1度目の泡立ち
- 泡が立たない日は、一度流してから2度目で洗います
- すすいだあとはこすらず、目の粗いコームを使い、早めに乾かします
その日の髪の調子に合わせて、確かめる場所を選んでみてください。

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chérim シャンプー&トリートメント
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chérim 開発チーム
chérim プロダクト開発
「自分の髪を好きになる」をコンセプトに、シャンプーとトリートメントを開発しています。処方の設計から香りの調整まで自分たちで行っているため、成分表には書かれていない“なぜそうしたのか”をお伝えできます。


