シャンプーは種類が多く、成分表や口コミを見比べても決めきれないという声をよくいただきます。chérimのモニターに応募いただいた1,484名でも、80.1%がパサつき・ゴワつき、73.7%がダメージを悩みに挙げていました。同じところで迷われている方は少なくありません。ここでは、髪質・地肌・生活習慣の3つの軸で候補を絞り、実際に使って確かめるまでの手順をご説明します。
成分表だけでは決めきれない理由
シャンプーを選ぶとき、多くの方がまず成分表を見ます。成分表は有用な手がかりですが、配合量までは公開されないのが一般的です。同じ成分が並んでいても、配合量が違えば使用感は変わります。成分表は候補を絞る材料であって、順位をつける材料にはなりません。
洗浄成分についても同じです。アミノ酸系であれば洗浄力が弱い、と決まっているわけではありません。洗浄成分は単独ではなく、処方全体で効き方が決まります。成分名だけを見て強い・弱いを判断すると、実際の使用感とずれることがあります。成分表の読み方は別の記事で詳しくご説明しています。
口コミも同じように扱ってください。書いている方の髪質も、洗い方も、その日の髪の状態も、ご自身とは違います。そのため選ぶ手順は、情報で候補を絞る段階と、使って確かめる段階の2つに分けるのが確実です。

髪質・地肌・生活習慣の3つの軸
候補を絞る段階では、次の3つの軸で条件を整理すると考えやすくなります。髪質、地肌、そして生活習慣です。
| 絞り込む軸 | 当てはまる状態 | 選ぶときに見るところ |
|---|---|---|
| 髪質 | 髪が細く、ぺたんとしやすい | 洗い上がりが軽いか。ハリ・コシを与える成分が入っているか |
| 髪質 | 髪が太く量が多い、広がりやすい | 泡が毛先までなじむか。うるおいを与える成分で質感を整えられるか |
| 地肌 | 乾燥してかゆくなりやすい | 洗浄力が強すぎないか。髪と地肌と同じ弱酸性か |
| 地肌 | 夕方にはベタつく | 落とす力が足りるか。予洗いや2度洗いで調整できるか |
| 生活習慣 | ヘアオイルやスタイリング剤を毎日使う | 付着したものを落とせる洗浄力があるか |
| 生活習慣 | カラーやパーマの頻度が高い | 色持ちのケアに特化した製品も候補に入れる |
| 生活習慣 | 夜に洗う時間が短い、朝に洗う | 泡パックやトリートメントを置く時間を取れるか |
3つのうち、見落とされやすいのが生活習慣です。落とす対象は皮脂だけではありません。ヘアオイル、バーム、スタイリング剤を日常的に使っているのであれば、それを落とせる洗浄力が要ります。やさしい処方ほど良い、とは限りません。一方で、地肌が乾燥しやすい方には、洗浄力の強さがそのまま負担になることもあります。同じ処方でも、生活習慣が違えば向き不向きが変わります。
洗い上がりのきしみが気になっている場合は、シャンプーそのものより、洗い方やすすぎ方が関わっていることもあります。きしみの原因は別の記事で詳しく扱っています。
試す期間と見る場面
候補が2〜3本に絞れたら、あとは使って確かめます。目安は2〜3週間です。髪の状態はその日の湿度や体調でも変わるため、1度や2度では判断が難しいためです。
- 01
1本に絞って2〜3週間続ける
同時に何本も試すと、どれによる変化か分からなくなります。1本ずつ続けてください。
- 02
洗っている最中の指通りを見る
泡立ちと、髪に指を通したときの引っかかりを覚えておきます。商品による差が出やすい場面です。
- 03
すすぎ直後の手触りを見る
濡れた状態でのきしみや、ぬめりの残り方を確かめます。すすぐ時間は毎回そろえてください。
- 04
乾かした直後のまとまりを見る
ドライヤーのあとの広がり方と、毛先の落ち着き方を見ます。
- 05
翌朝の状態まで見る
起きたときのまとまりと、スタイリングのしやすさまで含めて判断します。
同じシャンプーでも、予洗いや泡立て方で手触りは変わります。比べる前に洗い方をそろえておくと、違いが分かりやすくなります。泡パックの時間については別の記事で詳しくご説明しています。

chérimが合う方・合わないかもしれない方
同じ基準を、自社の製品にも当てはめます。chérimはシャンプーとトリートメントのセット1種のみです。洗浄成分はココイルグルタミン酸TEA、髪と地肌と同じ弱酸性(pH5〜6)で、加水分解ケラチンやボンディングケア成分を配合し、洗いながら補修することを目指した処方にしています。
次のような方には、選択肢のひとつになります。
- シャンプー中・すすぎ直後・洗い上がりの手触りに不満がある方
- ヘアオイルやスタイリング剤を日常的に使っていて、落としながら補修もしたい方
- シリコンを配合していないシャンプーで、きしみを感じた経験がある方
一方で、次のような場合は他の選択肢のほうが合うかもしれません。カラーやパーマの直後で色持ちのケアを最優先にしたい方には、カラーケアに特化したシャンプーをおすすめします。シリコンならではのなめらかさが好みの方も、chérimのシャンプーはシリコンフリーのため感触が変わります。香りはWHITE PEAR(ホワイトペアー)の1種のみで、選べません。
実際に使った63名のアンケート(2025年12月〜2026年3月)では、シャンプーに大変満足48名・満足15名、両方を使い続けたいと答えた方が58名でした。「アミノ酸系のようなので、きしむかなと結構びくびくしてましたが、全くそんなことはないし、頭皮まで洗えているような気がしました」という声がある一方で、「普段使用しているものより泡立ちが少なかったため使用量が多くなった」という声もありました。感じ方には個人差があります。
よくいただく質問
どのような髪質に合いますか?
chérimは髪質で分けず、シャンプー中・すすぎ直後・洗い上がりの手触りに不満がある方に向けてつくっています。開発の原体験は剛毛・多毛ですが、髪が細く絡まりやすい方からも体験会で好評でした。髪質で候補から外す前に、手触りのどこが気になっているかで考えてみてください。
口コミの点数はどこまで参考にしていいですか?
点数は多くの方の平均で、髪質も洗い方もご自身とは条件が違います。点数そのものより、ご自身と近い悩みが書かれている記述を読むほうが手がかりになります。最後はご自身の髪で確かめてください。
使い始めの数回で判断してもいいですか?
その時点の感触も情報のひとつですが、判断は2〜3週間を目安にしています。使い始めは洗い方が定まっていないことも多く、使う量や予洗いを整えると手触りが変わる場合があります。
シャンプーを何本か使い分けてもいいですか?
問題ありません。カラーの直後だけ特化した製品を使い、それ以外の日は普段のものに戻す、といった使い分けもできます。ただし比べている期間中は、1本に絞ったほうが違いが分かりやすくなります。
まとめ
- 成分表と口コミは候補を絞る材料。配合量が公開されない以上、それだけで順位はつけられません
- 髪質・地肌・生活習慣の3つの軸で条件を整理する。特に生活習慣は見落とされやすい
- いちばん気になる点を1つ決めて、そこを起点に絞る
- 候補が絞れたら1本を2〜3週間。洗っている最中・すすぎ直後・翌朝の3場面で見る
- カラー直後のケアなど、特化した製品のほうが合う場面もあります
ご自身の髪と生活に合う1本を、手触りで選んでみてください。

Product
chérim シャンプー&トリートメント
アミノ酸系の洗浄成分で、洗っている最中から滑らかな指通りに。300mLのセット。
商品ページを見るAuthor
chérim 開発チーム
chérim プロダクト開発
「自分の髪を好きになる」をコンセプトに、シャンプーとトリートメントを開発しています。処方の設計から香りの調整まで自分たちで行っているため、成分表には書かれていない“なぜそうしたのか”をお伝えできます。


