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2026-10-05成分のはなし

シャンプーの成分表で分かることと分からないこと

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シャンプーの成分表で分かることと分からないこと

シャンプーを選ぶときに、パッケージの裏や商品ページの成分表を確かめる方が増えました。ただ、成分名が並んでいても、そこから何をどこまで読み取れるのかは分かりにくいところです。選ぶための手がかりにはなりますが、読み取れることには範囲があります。chérimでは全成分を公開しています。つくっている側から、成分表で分かることと分からないことを整理してご説明します。

成分表に書かれていること

化粧品の成分表は、その製品に配合されている成分の名前を並べたものです。並び順は原則として配合量の多い順です。そのため、上のほうにある成分ほど多く入っている、とおおまかに読み取れます。

多くのシャンプーでは、水と洗浄成分が先に並び、補修や保湿の成分がそのあとに続きます。ただし少量で配合されるものは、並び順から量を読み取りにくくなります。

ここで確かめられるのは「何が入っているか」です。「どれだけ入っているか」までは書かれていません。

並んでいるのは、決められた表示名です。パッケージや商品ページで使われている呼び名とは、名前が違うこともあります。気になる成分があるときは、表示名で探すと見つけやすくなります。

気になる成分があるときは、まず並び順の上下を確かめましょう
気になる成分があるときは、まず並び順の上下を確かめましょう

成分表で分かることと分からないこと

読み取れることと、読み取れないことを分けて整理します。ここが分かれていると、成分表をどこまで判断材料にするかが決めやすくなります。

確かめたいこと成分表で分かる・分からない
何が入っているか分かります。配合されている成分はすべて表示されています
おおよその配合の多さ並び順から、おおまかに読み取れます。上位ほど多く入っています
洗浄成分の系統分かります。アミノ酸系かどうかは、成分名から読み取れます
それぞれの配合量分かりません。数値は公開されていません
組み合わせによる使用感分かりません。洗い上がりは処方全体で変わります
ご自身の髪や地肌との相性分かりません。髪質や生活によって変わります

表の下3つは、成分表を丁寧に読み込んでも埋まりません。ここまで成分表で決めようとすると、判断が止まりがちです。分からない部分は、使って確かめる側に回すほうが早く進みます。

同じ成分でも使用感が変わる理由

配合量は公開されていません。そのため、同じ成分名が並んでいても、量が違えば手触りは変わります。成分表が似ていても、使用感まで同じとは限りません。

これは洗浄成分についても同じです。アミノ酸系=洗浄力が弱い、とは限りません。単独で働くのではなく、他の成分と合わさった処方全体で洗い上がりが決まります。洗浄成分の名前だけで強い・弱いは決められないのは、そのためです。

配合量が公開されないのは、シャンプーに限った話ではありません。どの成分をどれだけ組み合わせるかは各社が設計してきた部分にあたるため、量まで公開されるのは一般的ではありません。成分表を見比べても、そこから使用感を計算では出せません。

落とす対象も変わってきました。髪についているのは皮脂だけではありません。ヘアオイルやバーム、スタイリング剤に含まれる皮膜の成分も日常的に付着しています。そのため、やさしいほど良いとも言い切れず、日々つけているものを落とせる洗浄力が必要になります。

洗浄成分やシリコンの有無を切り替えた直後に手触りが変わることもあります。その見分け方は髪がきしむ原因の記事で別に詳しくご説明します。

成分表を候補選びに使う手順

買う前に候補を絞る場面では、成分表が役に立ちます。上から順に、次のように見ていくと迷いにくくなります。

洗浄成分までを目安に、上から順に確かめましょう
洗浄成分までを目安に、上から順に確かめましょう
  1. 01

    避けたい成分がないかを確かめる

    過去に合わなかった成分や、使わないと決めている成分があれば、まずそこを見ます。ここで外れる候補は、この時点で判断できます。

  2. 02

    洗浄成分の系統を見る

    水のすぐあとに並ぶことが多い部分です。chérimのシャンプーは、ココイルグルタミン酸TEAというアミノ酸系の洗浄成分を使っています。

  3. 03

    補修・保湿の成分を見る

    何を目指した処方かが表れる部分です。chérimは加水分解ケラチンやボンディングケア成分、加水分解シルクなどを配合しています。

  4. 04

    残った候補は使って確かめる

    成分表で絞った候補は、しばらく使ってみて、洗っている最中・すすぎ直後・翌朝の手触りを見ると判断しやすくなります。

chérimは全成分を公開しています。髪と地肌と同じ弱酸性(pH5〜6)で、合成着色料・鉱物油・紫外線吸収剤・ラウレス硫酸系洗浄成分・シリコンの5つは使っていません(シリコンフリーはシャンプーのみ)。それでもお伝えできるのは処方の輪郭までです。手触りは実際に洗って確かめていただくのが確実です。

髪質や地肌の状態、生活習慣から候補を絞る方法は、自分に合うシャンプーの選び方の記事で別に詳しくご説明します。

よくいただく質問

Q

成分表は上から何番目まで見ればいいですか?

A

決まりはありません。水と洗浄成分は上のほうに並ぶことが多いので、そのあたりまでを目安に確かめると、洗い上がりの傾向がつかみやすくなります。それより下は配合量が少ないことが多く、並び順から量を読み取りにくくなります。

Q

シリコンは入っていないほうがいいですか?

A

成分の良し悪しを一律に決めることはしていません。chérimのシャンプーはシリコンを使わず、加水分解シルクやポリクオタニウム-51などで指通りのなめらかさを目指した処方にしています。ご自身に合う使用感で選んでください。

Q

「アミノ酸系」と書かれていれば地肌にやさしいですか?

A

系統だけでは決まりません。洗い上がりは処方全体で変わります。ヘアオイルやスタイリング剤を日常的に使う方は、それを落とせる洗浄力も必要になります。

Q

成分表が似ている商品は、使用感も似ていますか?

A

似ているとは限りません。配合量が公開されていないため、成分名が近くても手触りは変わります。最後は使ってみたときの体感でご判断ください。

まとめ

  • 成分表で分かるのは、何が入っているかと、並び順から読み取れるおおよその配合の多さ
  • それぞれの配合量と、組み合わせによる使用感は、成分表には表れない
  • 洗浄成分の系統だけで強い・弱いは決まらない。洗い上がりは処方全体で変わる
  • chérimは全成分を公開。使っている洗浄成分はココイルグルタミン酸TEAで、弱酸性(pH5〜6)
  • 成分表は候補を絞る道具。最後は使ってみた体感で判断する

気になる商品が見つかったら、成分表で候補を絞ってから、ご自身の髪で確かめてみてください。

chérim シャンプー&トリートメント

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chérim 開発チーム

chérim プロダクト開発

「自分の髪を好きになる」をコンセプトに、シャンプーとトリートメントを開発しています。処方の設計から香りの調整まで自分たちで行っているため、成分表には書かれていない“なぜそうしたのか”をお伝えできます。